「作る」という意味でよく使われる「Make」という単語。
「作る」という以外にもたくさんの意味がある、とっても便利な単語なんです。
今回は「Make」を使ったフレーズの中でも、「Make it」というフレーズについて解説していきます!
時間に間に合うという意味で使われる場合
「Make it」というフレーズにはいくつか異なった意味があります。
ひとつ目は、「時間に間に合った」という意味で使われる場合。
例えば、海外で歯医者さんや病院に行く時は予約を入れなければなりませんよね。
ですが、「予約の時間に間に合わない!」なんてこともあります。
そんな時には、
6時に予約をしているのですが、渋滞がひどくて6時に間に合わなそうです。
Can we change it to 6:30?
6時30分に変更しておらっても良いですか?
と言う事ができます。
また、クラスに遅れそうな時なんかも、
急いでよ!遅れちゃうよ!!
Don’t worry I’m sure we can make it.
心配しなくても大丈夫。きっと間に合うよ。
なんて感じの会話をすることができますよ。
「時間に間に合う」という意味で使う場合は、
きっと間に合うよ。
という以外にも、
きっと遅れることはないよ。
きっと時間どおりに着くよ。
などといった表現を使うこともできます。
どのフレーズも同じような意味で使えるので、いろんな表現を知っておくと英語の幅が広がりますよ♪
都合がつくという意味で使われる場合
「Make it」は、「都合がつく」「Available」(アヴェィラブル)の意味でも使われることがあります。
私が留学中によくこの言葉を聞いたのは、アルバイト先から「今日シフトに入れますか?」という電話がかかってきた時。
シフトに入れるかどうかを聞く際には、
シフトに空きがあるのですが、今日空いていますか?
といった感じで聞かれることが多かったです。
今日空いていますか?
への答え方としては、
もちろん大丈夫ですよ。
や、
ごめんなさい。今日は空いていません。
となります。
都合がつかない/空いていないという時は、「I’m sorry」を付け加えることで、より丁寧にお断りすることができます。
成功した/やり遂げたという意味で使われる場合
「Make it」は成功したという意味でも使うことができます。
「I made it! 」と言うだけでも、「成功した!」「やった~!」という意味になり、会話の中で聞かれることは多いんです。
また、試験や面接から帰ってきた人なんかにも、
どうだった?
と聞くと、
もちろん合格したよ!
とか、
実はダメだったんだぁ。
といった答えが返ってくるはず。
もちろん
試験をパスしたよ。
や、
合格できなかった。
というストレートな表現を使うのも良いのですが、「Make it」を使って答えることも多いので、覚えておくとよいですよ。
回復するという意味で使われる場合
海外でドラマや映画などを見ていると、「残念ながら、彼はお亡くなりになりました。」とか、「私のお父さんは良くなりますか?」などと言う場面で、「Make it」が使われることも多いんです。
例えば、手術が終わってドクターが手術室から出てくるシーンでは、
先生、おじいちゃんの容態はどうなんですか??
I’m sorry but He couldn’t make it.
残念ながら、彼は回復できませんでした。(お亡くなりになりました。)
なんて感じのセリフを聞くことがあります。
「亡くなる」とストレートに言ってしまうと、
残念ながら、おじいさんはお亡くなりになりました。
と、日本語では同じように訳されますが、「Dead」という単語はできれば避けたいもの。
そんな時にも、「Make it」を使うことで、少し柔らかい表現にすることができます。
まとめ
- 「時間に間に合う」という意味で使われる場合
- 「都合がつく」という意味で使われる場合
- 「成功した」という意味で使われる場合
- 「回復する」という意味で使われる場合
「Make it」はとっても万能なフレーズ。
難しい単語を使わずとも、「Make it」を使うことで、とってもナチュラルなネイティブっぽい表現になるんです。
文脈によって意味が変わってくるという点に注意すれば、とっても役立つフレーズとなりますよ♪