ケンカをした時や、ミスをしてしまった時、「古いパソコンのせいで、うち間違いをしてしまった。」とか「あなたのせいでこんなことになったのよ!」なんて感じで、責任転嫁したくなっちゃうこともありますよね。
今回は、そんな「~のせい」と英語で言いたいときに使えるフレーズをご紹介していきます!
目次
いろんな場面で使える表現「Because of~」
「Because of~」というフレーズは、「~という理由で」とか「~のせいで」といった意味で使えます。
例えば、
豪雨のせいで、キャンプはキャンセルされた。
なんて感じで使ったり、
お客様への悪い態度のせいで、彼は解雇された。
など、「Because of~」はいろんなシチュエーションで使えます。
どのような理由で何が起こったのかを説明したいときにはこの表現を使ってみましょう。
「~の為に」と言った意味のある「Due to」
「Because of~」よりももっとフォーマルな感じを表現したい時には、「Due to」というフレーズも使えます。
このフレーズには「~の為に」とか「~が原因で」という意味があります。
使い方は、
道路工事のせいで、私たちは遅刻しました。
とか、
私の健康状態のせいで、泳ぐことができない。
なんて感じで使います。
日常会話の中ではあまり使いませんが、書類への記入をする時や、ニュースなんかでよく聞かれる表現です。
私がオーストラリアで介護の仕事をしていた時も、毎日お年寄りの様子を日誌に書くという仕事があったのですが、そんな書類を書くときなんかに、
〇〇さんは、腰の痛みの為に(腰の痛みのせいで)、ベッドで一日を過ごしました。
なんて感じで使っていました。
海外で働くことがあったり、海外の人とメールをすることがある方は覚えておくと便利な表現ですよ。
誰かのせいにする時は「Blame」
「Blame」という単語は、誰かを責めたり、非難する時に使える表現です。
ですので、「~のせいにする」と言いたい時にも使うことができ、
マネージャーはお客様からのクレームを私のせいにした。
(マネージャーはお客様のクレームについて私を責めた。)
とか、
私のせいにしないでよ。そうゆうつもりじゃなかったのよ。
Whatever. I don’t want to talk about it anymore.
なんでもいいよ。このことについてはもう話したくないんだ。
なんて感じになります。
責任をとがめる時などに使える表現です。
「あなたのせいよ!」と言いたい時に使える表現
家族や恋人とケンカをしてしまった時、「あなたのせいよ!」とついつい怒ってしまう事もありますよね。
そんな時には、
あなたのせいでこうなったのよ!
なんて表現が使えます。
「Fault」という単語には、「失敗」とか「落ち度」なんて意味があるので、「This is your fault! 」と言う事で「あなたの落ち度でこうなったのよ!」=「あなたのせいでこうなったのよ!」といった意味になっています。
また、自分のせいでこうなってしまったと言いたい時にも、
私のせいだわ。本当にごめんなさい。
Don’t be worry. It wasn’t your fault. It happens.
気にしないで。君のせいじゃないよ。こうゆうことは起こるもんさ。
なんて感じでも使えますよ。
他にも、「あなたのせいよ!」と言いたい時には、
とか、
なんて表現もあります。
どちらの表現も、直訳すると「君がやったんだ!」と言った意味になりますが、「君のせいだ!」といった意味でも使えます。
誰かを怒りたいときに使える表現です。
まとめ
- いろんな場面で使える表現「Because of~」
- 「~の為に」と言った意味のある「Due to」
- 誰かのせいにする時は「Blame」
- 「あなたのせいよ!」と言いたい時に使える表現
今回は「~のせい」という英語の表現をご紹介してきました。
「~のせいで〇〇が起こった」と、何が原因で起こったのかを説明する時や、「あなたのせいでこうなった!」と誰かを責める時など、英語で「~のせい」と言う時にはシチュエーションによって違った表現方法があります。
いろんなフレーズを覚えて、様々な場面に対応できるようになれたら良いですね!