「今は作業中です。」とか、「作業が終わったらご飯食べに行こう!」なんて感じで、意外といろんなところで「作業」という言葉を使う機会ってありますよね。
そんな「作業」という言葉、英語ではなんて言うのかを、今回の記事ではご紹介していきます。
目次
「Work」を使って「作業」を表現しよう
「作業」と言いたいときに、とってもよく使われるのが「Work」という単語。
「Work Hours」と言えば、「作業時間」となりますし、「Work Wear」は「作業着」なんて感じになります。
余談ですが、工事現場などで、蛍光色のベストを着ている方を見たことありますよね。
あのベスト、英語では、「High vis vest」「よく見えるベスト」っていう名前なんです。ちょっとおもしろいですよね。
「Work」の使い方は、
作業中です。
とか、
この作業(仕事)を明日までに終わらせなければなりません。
といった感じです。
「Work」は「作業」や「仕事」を表す時に使われる言葉です。
ただ1つ難点は、この単語は不可算名詞といって、「Water」や「Happiness」などと同様に数えることができない単語です。
ですので、
I finished 2 works.
といったように、複数形にすることはできません。
「Work」は数えることができない、仕事全般を表す単語だということに注意しましょう。
2つ以上の作業を表現するなら「Task」が便利
「Work」が数えられない単語なら、2つ以上の作業をしていることを表すにはどうしたらいいの?と思いますよね。
そんな時は「Task」という単語が便利。
「Task」には「作業」とか、「課された任務」といった意味があり、ひとつひとつの細かい単位の作業を表すことができます。
例えば、
ちょっとお願いがあるんだけどいい?やってほしいことがあるのよ。
Umm, depends. I have too many tasks to finish by Monday.
え~っと、お願いにもよります。月曜までに終わらせなければいけない作業がたくさんあるんです。
とか、
お願いしていた作業はもう終わった?
なんて感じで使えます。
誰かにお願いされた仕事という点では、「Task」は日本語の「作業」に近い意味を持つ単語だといえます。
「Task」は数えられる言葉なので、2つ以上の作業があることを伝えたい時には、「Task」を使ってみましょう。
「Operation」も「作業」という意味で使えます!
「Operation」も「作業」という意味で使える単語のひとつ。
この単語は、「作業」という意味から、機械の「運転」、企業の「運営」、そして「手術」なんて意味もあり、使い方次第で意味が変わってきます。
「作業」という意味で使う場合は、
わが社の作業工程をご覧になりますか?
もっと作業効率について話し合わなきゃいけないな。
といった感じです。
「Operation」には「何かを動かすための作業」という意味合いが強いので、「Task」のようにひとつひとつの作業を表すよりも、一連の作業工程を表すことができる単語だといえます。
また、「Operation」も数えることができる単語ですので、
私たちの会社には、オペレーション・マネージャーは2人います。
といった感じで複数形にもできますよ。
少しぼやかした表現をするなら「Something to do」を使おう
「作業」という言葉を使いたくない時や、作業内容を言いたくない時には、「Something to do」「やることがある」という表現も使えます。
例えば、
忙しい?
Ah, yeah, I have something to do.
そうだね。やらなきゃいけないことがあるんだ。
とか、
終わらせなきゃいけなことがあるんだよ。
なんて感じで伝えることができます。
はっきりと「作業をしている」と言わなくても「何かをしている」という事を伝えられますし、この表現は作業がどんなものであっても使えるので、とっても便利ですよ。