「yummy」の意味を徹底解説!ネイティブが使うニュアンスを掴もう

みなさんこんにちは!

「Yummy」という英単語、聞いたことがありますか?

「幼児英語なんでしょ?大人は使えないよ」「おいしいっていう意味でしょ?知ってるよ」というそこのあなた!

実はこの言葉、大人も違和感なく使えるシチュエーションがあるんですよ!

今回はこのYummyという単語を基礎から応用までぜーんぶまとめてマスターしてしまいましょう!



Yummyの意味

Yummyを辞書で引くとこんな意味が書かれています。

  • 美味しい
  • 舌触りの良い
  • 素晴らしい
  • 素敵な

覚えておきたいのはこの「美味しい」という意味のYummyは基本的には幼児語であるということ。

フォーマルな場所では使うことが出来ず、非常にカジュアルな言葉です。

日本語に訳すとしたら「うまい」とか子供が言えば「おいちい」といった感じでしょうか。

ただ幼児語と言ってもYummyにはdelicious(美味しい)といった言葉よりも感情がこもっているニュアンスがありますので、家族内や仲間内でYummyを使うぶんには大人が使っても違和感がない場合もあります。

そしてYummyの別の意味。それは「セクシー」です。

実はこの意味のYummyは大人の間でもよく使われています。

続いてはどんな風にこのYummyが使われているのかをご紹介します。

Yummyを使った例文

I think I’ll have some more of that yummy candies.

(あの美味しそうなキャンディーもうちょっと食べようかな)

How does it taste like?

(どんな味?)

Yummy, yummy!

(おいちーおいちー!)

Yummy, yummy! Take a look at him…!

(ちょっと…!あのセクシーな彼を見てよ…!)

Hi, bro! Introduce your yummy sister!

(おい、おまえのセクシーシスター(彼女)紹介しろよ!)

What do you think?

(どう?)

You’re soooooo yummy!

(超セクシー!)

「セクシー」という意味のYummyは日本の辞書には載っていませんが、「urban dictionary」というスラングを掲載したオンライン辞書には正式な意味として載っています。

Yummyの言葉の由来は?

Oxford living dictionaryによるとYummyが使われるようになったのは19世紀後半。

まずImitate(真似をする)という単語からyumという単語が生まれました。

美味しそうにもぐもぐと食べている音を「真似」して「yum」と表記するようになったのですね。

そのyumにyが付きYummyという言葉が生まれました。

「セクシー」という意味に関しては、日本でも「可愛い!食べちゃいたい!」などという表現がありますよね。

それと同じ感覚で使われていると考えられています。

Yummy以外の「美味しい」を表す言葉

最後にYummy以外の「美味しい」の表現をご紹介します。

Fantastic

空想のように「桁外れな」というのがこの単語のイメージ。

「桁外れに」美味しい、「桁外れに」素晴らしい、という風に使われます。

「桁外れ」なところから「奇妙な」という意味で使われることもあります。

(例)This soup is fantastic! This is that what I wanted.

(このスープは素晴らしい!まさにこれが食べたかったんだ)

Savory

イギリス英語。「塩味の効いた、絡みの効いた」「香りの良い」「美味しい」という意味で使われます。

「評判が良い」という意味もありますね。

なかなかオシャレな響きの英単語です。

(例)time for savory dinner!

(美味しい夕食の時間だよ!)

まとめ

Yummyには「美味しい」という意味と「セクシー」という意味の2つの意味がありました。

Yummy=幼児語=大人は使えない、という考え方はある意味では正しいですが、必ずしも真実でないことがお分かり頂けだでしょうか?

美味しい、と言いたい時にdeliciousと言ってももちろんOKですが、今回紹介したsavoryという単語を使ってみるとなかなか洒落た感じで面白いかもしれません。

余談ですが今回少し紹介したurban dictionaryはオンラインスラング辞書ですが、面白い例文を掲載していたり、口語的な表現を積極的に掲載していたりと、英会話学習者にはとっても役にたつおすすめ辞書です。

ぜひチェックしてみてくださいね。