『staff』と『stuff』それぞれの意味と発音の違いを徹底解説!

こんにちは、ヤマシです。

あなたははよくお店の人を呼ぶときスタッフさんすみません!って呼ぶときはないですか?

一度はあるのではないかと思います。

私もお店のスタッフを探そうとしたときにスタッフさんいます?って聞いてもかえって来た言葉は”what?”でした。

え、何でかな、と考えて調べた時にあーなるほどとなりました。

この”staff”と”stuff”は発音も微妙に違ければ、意味も全く変わっていきます。

今回はこれらの意味と違いについて紹介していきます。



staffとstuffの意味の違い

まずはstaffの意味から順番に紹介していきます。意味を下記に紹介していきます。

staff

【動詞】

①(職員として)務める、働く
例: New co-worker staffs accountant section.(新しい同僚が経理部門で働く)。

②(職員を)配置する
例: That hospital will be staffed by 5 doctors.(あの病院は5人の医者によって配置されるだろう。)

【名詞】

①(特定の部署の)スタッフ、職員、部員、社員
例: The editorial staff(編集部員)、

②(幹部職員の)補佐役、参謀役

③(軍事参謀)参謀、幕僚

④(歩行用の)つえ、ステッキ
例: a flag staff (旗さお)、 I fly a flag at half staff(半旗を掲げる)

⑤(水測量の)標尺、スタッフ ※目盛りのついた四角の棒などがいい例です。

 

次に”stuff”の意味の一覧を載せていきます。

stuff

【動詞】

①(人が~に)詰める、詰め込む
例: He’s stuffing a pillow(まくらに詰め物をする。)

②~でふさぐ
例: Please stuff a hole with cotton(穴を綿でふさいでください!)

③(肉などの中に)~を詰め込む

④(人の)お腹をいっぱいにさせる
例: stuff myself with plenty of breads(たくさんのパンでお腹を満たす)

【名詞】

①(ありとあらゆる)物 ※thingと似ているがこちらの方が口語的です。

②材料、原料、資料 ※materialよりも口語的に使われます。
例: the stuff for a book(本を書くための資料)

③(人の)要素、素質、才能

④織物、毛織物

⑤(人の)持ち物
例:Don’t leave your stuff (あなたの物を置いてかないようにね!)

 

さて、比べてみていかがでしょうか?全く違いますよね。

Staffの方は主に人を表すときに使いstuffの場合は物を表す際に使います。

まずスペルミスがないように気を付けていきましょう。

staffとstuffの発音の違い

意味については理解できたかとおもいますが、ここが一番難関、発音です。

日本人もカタカナでいうスタッフはこれらのスペルとほぼ同じ音になります。ですから日本人がこれらの発音をそれぞれ分けて話すのは非常に難しいです。

ですが、ここで紹介していきます。

staffの発音(st-ea-f)

この母音になる”ae”の発音は、あごを下げながら、「エ」の音から「ア」の音へ変化させるようにして、少し長めに発音してください。

例を言えば狩野英孝さんがよく言っていたスタッフーの発音の仕方です。

stuffの発音(s-tu-f)

このuを発音するときはあまり口を開けずにかつはっきり発音しなければなりません。

あまりタッという部分は長く発音せずに“スタフ”のような発音になっていきます。

cut とか but とかの母音と同じ音になります。

しかし実際口語では綴りなんて関係ありません。私達日本人がネイティブスピーカーの発音を聞き分けるのも難しいので、基本的には文脈で見分けます。

この文話しているときに“人材”を意味するにはおかしいよね?と思うような文脈なら全部”stuff”(モノ)の方だと思ってもらえればと思います。

その他の注意点

そのほかの注意点というと単数形、複数形に分ける際に注意が必要となっていきます。

まずstuffの場合です。Thingは複数ならThingsと表現しますが、stuffは1つだろうが、複数だろうがstuffです。thingとstuffの意味は同じなので入れ替え可能ですが、複数ある場合の時に間違えてはいけません。

またこれはstaffの場合も同じです。Staffも複数形の特にはsをつけずに~of ~という風な口語になります。例えば10人のスタッフなんかであれば”staff of 10”のように複数にはせずこのような口語、文法になります。

まとめ

”staff”と”stuff”の違いと使い方理解できましたか?

これはもう慣れで使っていかないと覚えられない内容になっていきます。

自分も外人と英語で会話しているときにたまにあれどっちのスタッフだ?って混乱するときはやはりあります。

ですから簡単な定義で覚えていきましょう。

  • Staffはヒト、Stuffはモノ
  • どちらも複数形のsはつけない。
  • 発音がそれぞれ違ってくる。

これらを把握し意識してしゃべると慣れていきます。是非トライしていきましょう。