あなたは最近、買い物に行きましたか?あなたが買い物で買ったものはお店の「商品」ですよね。
ところで「商品」は英語でどんな風に言えるのでしょうか?
「商品」という英語には何種類か種類があります。
さらに、言葉によって性質が少しずつ違いますので、使い分けが必要なんです。
そこで今回は「商品」という英語表現についてご紹介していきたいと思います。
それでは早速はじめていきましょう。
「商品」と「製品」の違い
まず、販売目的で売られている全てのものを「商品」と呼びます。つまりお店に並べられている全てのものは「商品」ですね。
さらに、「商品」の中でも加工されているものを「製品」と呼びます。例えば、野菜はお店の「商品」でありますが、「製品」ではありません。
実は、英語ではあまり「商品」と「製品」は区別されません。
そのかわり英語では「製造者目線の『商品』なのか」「消費者目線の『商品』なのか」という区別がされることがあります。
商品①「product」
一般的に広く使われる言葉です。フォーマルな言葉なのでビジネスでも使うことができます。
TOEICにもよく出てくる単語ですね。
「商品」と「製品」どちらの意味もあり、「結果」という意味もあります。
(もうすぐ新商品が開発される)
(彼女の英語スキルは10年間の勉強の成果だ)
商品②「item」
「ニュース」を数える時の量詞として使われたり、「項目」という意味もある言葉ですが、「商品」という意味でも使うことができます。
どちらかと言うと消費者目線で使われるカジュアルな言葉です。
(ニュースキャスターが一つのニュースを読んだ)
(美術館で商品を1点購入した)
商品③「stock」
生産者、または商品を売る人の目線での「商品」です。
例えば「stock」を使って「商品を棚に並べる」と言うことはできますが、「この商品を買いたい」と言うのは不自然になります。
また、「stand stock-still」(じっと立っている)という表現もあります。
(ボブは今商品を並べている)
※ちなみに「Bob」は「Robert」という人の愛称です。「並べる」は「arrange」や「line up」でもOKです。
(彼は路上でじっと立っている)
※ちなみに「ピシッと立つ」という英語表現には「stand straight」「stand still」という言い方もあります。子どもなどに使える表現です。
商品④「goods」
消費者の目線で日常生活で使われる単語です。
「この商品を返品したいのですが」という時にも使うことができます。
(この商品を返品したいのですが)
また「deliver the goods」は「期待に応える」という慣用句です。
(きっと彼女はこのキャンペーンで期待に応えることができる)
商品⑤「merchandise」
こちらの単語は生産者としても消費者としても使えるフォーマルな単語です。書き言葉でも使うことができます。
(こちらの商品はカードで支払います)
※ちなみに「カード一括払い」は「lump-sum payments」と言います。
(昨日すでに商品を発送いたしました)
まとめ
今回は「商品」の英語表現を5つご紹介し、これらの単語を使った「じっと立つ」「一括払い」などの言えそうで言えない英語表現も見ていきました。
「商品」という単語はTOEICなどの英語のテストにもよく出題されますので、この機会に自分なりに整理してみましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。See you next time!