英語で「それ、いいね!」と言いたい時、「That’s good idea」「That’s good」「That’s nice」と言っておけば問題はありません。
でも、時にはちょっと違う表現使ってみたくないですか?
それでは、一度、知ってしまうと口癖になってしまう日本人があまり使わない「いいね」をお伝えいたしましょう。
食事に誘われた時の「いいね!」
英語で食事に誘われた時の返事として「いいね!」って言ったりしますよね。
例えば、
(今日の夜、食事に行かない?)
That’s good idea.
(あ、それ、いいね)
でも、毎回、毎回「That’s good idea」だとつまらないし、誘われた感激もあまり伝わりませんよね。
そんな風に思いはじめたら、「lovely」を使ってみましょう。
(今日の夜、食事に行かない?)
That’s lovely.
(あ、それ、いいね)
女性にこのような答え方をしてもらうと、すっごいキュートだって思いませんか?
男性でも普通に問題なく使える表現です。
愛がこもった返事に聞こえませんか?
もうちょっと、感動の度合いを上げた返事をしたい場合は「superb」を使ってみましょう。
「素晴らしい」とか「素敵な」という意味です。
(今日の夜、食事に行かない?)
That’s superb!
(あ、それ、素敵! or それ、素晴らしいわ!)
ちょっとお上品に「それ、いいね!」という気持ちが伝わる気がしませんか?
スポーツシーンで使う英語の「いいね」
アメリカで中学と高校時代を過ごした私はサッカー部と陸上部に所属していました。
日本でもスポーツをしていると「ナイス・プレー」という表現、よく使いますよね。
基本的に「nice ball」「nice shoot」「nice throw」「nice move」など「nice」をつければなんでもOKなのですが、知ってのとおり大げさなアメリカ人。
周りで応援している親御さんはこう言ったりします。
なんていい動きなんだ!さすが俺の息子。
Oh! What a 〜
とは、「なんて素晴らしい」「なんてすごい」という意味があり、何にでも使うことができます。
例えば、
- Oh! What a nice ball(なんて、いいボールだ)
- Oh! What a nice shoot(なんて、いいシュートだ)
- Oh! What a nice throw(なんて、いい球だ)
です。
この「Oh! what a 〜」以外に私が試合中によく聞いた言葉は「Attaboy」でした。
サッカーの試合中にいいプレーをすると必ず「Hey Yoshi! Attaboy」という言葉がコーチや応援に来ていた友人の父親から発せられました。
「Attaboy」という言葉、聞いたことありますか?
最初は「Add a boyって言っているのかな?プラスになる(addなので・・・)男の子って意味かな?」と考えていましたが、後々、この言葉は「That’s a boy」がなまった言葉だと知りました。
つまり、「いいね」「やるね」という意味の言葉ということです。
野球観戦している時にファインプレーが出たら
と叫んでみましょう。
日本人がほとんど使わない英語の「いいね」
私は、未だかつて日本人が「いいね」という意味でこの単語を使ったことを聞いたことがありません。
その単語というのは「decent」です。
「decent」とは「礼儀正しい」とか「きちんとした」という意味です。
しかし、この単語、意外なところで使われます。
アメリカの高校で陸上競技をやっていた頃の話です。
レースでしょっちゅう顔を合わせせる別の高校の選手と仲良くなりました。
その彼と、バッタリと街中で合った時の会話です。
私:Not bad. I’m keeping up with it.(そんなに悪くないよ。頑張ってるよ。)
友人:What’s your seasonal best so far?(今シーズンのベストはどれくらいなの?)
私:2:02(2分2秒だね)
友人:That’s decent.(いいね)
なんらかの成績などに対して使われる「いいね」に、この「decent」という単語が使われます。
例えば、
I got 900.(900点だったよ)
Oh! That’s decent.(いいね)
ちょっと玄人っぽく「いいね」が言いたい時は「decent」を使ってみましょう。
まとめ
- 雰囲気よく誘いに応じたい時 = lovely、superb
- スポーツシーンで大げさに「いいね」と言いたい時 = Oh! What a 〜
- 選手個人に対して「いいね」と言いたい時 = attaboy
- 玄人っぽく「いいね」と言いたい時 = decent