「残り〇個」を英語で言うとどうなるのでしょう?
「残り〇個」という言葉を使う機会はあまり多くはないかもしれませんが、この記事を読んでいる方たちにとってはその機会があるということですよね。
やらなければいけないこと、作らなくてはいけないもの、在庫などを数えたあと、その状況を英語で表現しなくてはいけないというのはなかなか難しそうです。
しかしどの状況であっても、今ここで伝えたいのは「残り〇個」です。
例文を全て覚える必要はありません。そこさえ相手にきちんと伝わればいいのです。
要するに残りの数が言えればあとはなんとかなります。
でも英語できちんと言えたほうが良いのは言うまでもありませんよね。
今回は、「残り〇個」を英語で表現できるようになるために、状況を想定した例文とその英語の意味、文の構造について詳しく説明します。
「残り〇個」は「Left」が言えれば大丈夫!意味とその使い方
「Left」は「左」という意味の名詞ですが、その「Left」ではありません。
「残り〇個」を表す「Left」は「Leave(去る)」の過去分詞です。
「去ったあとに残されたもの」と言えば感覚が伝わるでしょうか。
置いていかれてしまったと言うネガティブなニュアンスを含む場合もあります。
英文の中で「Left」は形容詞の働きをして残っているものの後ろにつけます。
言葉にすると難しいので例文を見てください。
「There are only 3 apples left in this store.」
「This is only one left.」
2番目の文章で、ネガティブなニュアンスの場合の訳もつけました。
状況や伝え方により意味は変わってきます。
また物と同様に、時間も「Left」を使って表します。
試験が残り10分なら「10 minutes left」、締め切りまであと2日なら、「2 days left」と言います。
何も残ってないなら「Nothing left」です。
数と「Left」さえ言えれば問題ありませんね。たった4文字なので今ここで覚えましょう。
「残り〇個」を表す表現その2は「Remaining」
「Left」以外にも「残り○個」を表す方法があります。
それが「Remaining」です。
「Remain(残る、〜のままである)」の現在分詞形になります。
「Left」がネガティブなイメージも含むことがあるのに対し、こちらは淡々と残りの状況を伝えている感じがします。
訳にしてみると、「Left」が「○個残ってしまいました」、「Remaining」が「あと残り〇個です」という感じでしょうか。
例文をいくつか紹介します。
「There were so many but now only 5 remaining.」
「We have one more remaining in our stock.」
「Let’s keep these remaining four muffins for children.」
ネガティブな意味でない「Left」とほとんど違いはありませんね。
「残り〇個」の意味でこの2つを使う場合は特に違いはありません。
この文の「Remaining」を「Left」にしても同じ意味の文章が出来上がります。
また3つ目の文章のように「Remaining A」と先に置いて、「残りのA」と言うこともできます。
「残り」という意味のある単語とその使い方
「残り〇個」は、「Left」か「Remain」で表すことができますが、他にも「残り」という言葉を使って何かを言いたい時に使える単語と例文をいくつか紹介します。
全て覚えようとするのではなく、自分が使いそうな表現だけでいいので確認してください。
「I need more 3.」
「We have to eat rest of them as possible as we can.」
「You should save the money.」
「Hands up if you want to stay here.」
不足分を言う時は、「more」を使ってあと残りいくつ欲しいのかを伝えることができます。
また、「残り〇個」ではなく「残りの〜」と言いたい場合、「Rest of 〜」と言います。
「Left」と混同しないように気をつけてください。
「(使わないで)残す」場合は「Save」、「(ここに)残る」場合は「Stay」を使って表現することができます。
まとめ
今回は「残り〇個」と言いたいときに使える単語とその例文を紹介しました。
- これだけ覚えておけば安心の「Left」
- もう一つ知っていると便利な「Remaining」
- 「残り」を表す単語とその例文
1と2だけ覚えておけば「残り○個」は伝えることができます。
あとは何が残っているのか、何個残っているのか数字を言うことができればバッチリ伝わります。
今回のように同じ意味や似ている意味の単語が英語には多くありますが、難しく考えずにできるだけたくさん英語を使って、一つ一つの表現を自分のものにしていきましょう。