「もうすぐ着くよ!」と英語で言いたい時、あなただったら「もうすぐ」を英語でどんな風に表現しますか?
「もうすぐ」という単語で一番簡単なのは「soon」ですが、実は「もうすぐ」という英語表現はたくさんあるのです。
そこで今回は「もうすぐ」という英語表現についてまとめてみました。
最後まで読んで、ぜひ英語の語彙力を増やしてみてください!
もうすぐ①「soon」
soonは「もうすぐ、すぐに」という意味ですが、細かいニュアンスは「想像していたよりもすぐに」という話し手の気持ちを表しています。
またsoonにはそんなに緊急性はありません。
「I’ll be there soon!」は「今すぐ着くよ」ではなく「もうすぐ着くよ」という意味ですね。
「Get well soon.」も「早く良くなってね」であって「今すぐ良くなってね」ではありません。
(すぐに折り返します)
これは「今すぐ折り返します」という風にも解釈できますが「soon」を使っているので、今すぐ折り返しが来るとは限りません。
(すぐに(今すぐ)折り返します)
などと言われない限りは
(「すぐ」とはどれくらいですか?)
と聞き返したほうが安心かもしれませんね。
もうすぐ②「almost」
「almost」は「だいたい」という意味ですが、これも「もうすぐ」という意味を表すことができます。
(もうすぐ2学期なのに宿題終わってない。どうしよう)
(もうすぐで好きになりそうだった)
「almost」の特徴は時間的な「まもなく」を表すこともできますが、感覚的な「もうすぐ」も表せるところです。
ポイントは「almost」は「ほとんど〜」ですが、まだその状態に達していないということです。
(もう8時!寝る時間だよ!)=まだ8時にはなっていない
もうすぐ③「before long」
「子どもはすぐに大きくなるよ」「すぐ体型なんて元に戻るよ」こんな時の「すぐに」にぴったりなのが「before long」です。
オンラインの英英辞書には「before long=soon」とありますが、厳密には「soon」の方が感覚が短い(より「まもなく」)です。
(彼女もすぐに大きくなるよ)
(体型なんてすぐに元に戻るよ)
(すぐに彼女を作ってみせる)
もうすぐ④「around the corner」
「around the corner」は2つの意味を持つ言葉で一つは文字どおり「角を曲がったところに(ある)」という意味と、もう一つは「まもなく」という意味です。
(誕生日がもうすぐだ)
※My birthday is coming up/My birthday is coming up soon
と言ってもOKです
(春はもうすぐだ)
ちなみにですが「spring」には「泉、飛び跳ねる」というあまり一般的に知られていない意味もあります。
There was a spring in her step.
は「彼女の足取りは軽やかだった」という意味ですね。
よくソファーやマットなどに関して「スプリングが効いている」と言いますが、それは「spring」のこの意味からきています。
まとめ
今回は「まもなく」の英語表現を4つご紹介していきました。
今回紹介できませんでしたが「まもなく」を表せる表現には「shortly」という言葉もありますね。
電車のアナウンスなどでも
The Narita Express will arrive shortly on track3.
などと言っていますね。「もうすぐ到着します」という意味です。
もしあまり使っていない表現があれば、覚えて使ってみてください。