「しばらく」の英語をマスターしよう!覚えてしまえばとても簡単!

「しばらく集中して勉強したい」「しばらくぶりに友達と会った」など、「しばらく」という言葉は私たちの日常会話の中でも頻繁に使われていますよね。

また「しばらく」というのは具体的にどれくらいの期間なのか、きちんと知識として覚えておくことが大切です。

そこで今回は「しばらく」という英語表現についてご紹介していきます。

それでは、さっそく始めていきますよ!



「しばらく」の定義

ではまず「しばらく」の日本語の定義を押さえておきましょう。

「しばらく」とは

① 長くはないが、すぐともいえないほどの時間が経過するさま。しばし。

② ある状態がある程度長く続くさま。

③ 一時的にそうするさま。将来は別として、今のところ。ひとまず。

(Weblio国語辞典より引用)

つまり、「しばらく」とは、短くない時間ある状態が続く時に使う言葉ということです。

また、将来どうなるか分からないが、暫定的にそうしておく、という時にも使うことができます。

英語にするときも、自分の言いたいことの言葉の定義をしっかり理解しておくと英語にもブレがなくなりますよ。

「しばらく」for a while

「for a while」は「しばらく」という意味の副詞です。

話し手の感情や状況にもよりますが、感覚的にはだいたい数分〜数日の時間を表しています。

It’s been a while. How have you been?

(久しぶり。元気してた?)

Wait for a while until the conversation has been ended.

(会話が終わるまでしばらくお待ちください)

「for a while」に「a little」を入れて「for a little while」にすると「ちょっとだけ」というニュアンスを強調することができます。

Let me check this paper for a little while.

(ちょっとだけこの書類を確認させてください)

「for a while」に「quite」を入れて「for quite a while」にしてもOK。この場合は「結構長い間」というニュアンスになります。

I haven’t watched moves for quite a while.

(結構長い間映画を観ていません)

また「for a while」と似た言葉に「awhile」もあります。「awhile」は副詞で「for a while」と同じように「一定の期間」を表す言葉です。

Let’s discuss this awhile.

(これについてちょっと話し合いましょう)

「しばらく」for the time being

「for the time being」には「しばらく、いまのところ」という意味があります。一般的に文章の冒頭か最後に使われ、メールでは「FTTB」と訳されることもあります。

I’ll be living with my sister for the time being.

(しばらく妹と一緒に暮らします)

I don’t want to talk anybody for the time being.

(しばらくの間、誰とも話したくない)

It seems like hot days will continue for the time being.

(しばらく暑い日が続きそうだ)

「しばらく」for a long time

「for a long time」は文字どおり「長い間=しばらく」という意味です。

I’ve lived in Osaka for a long time.

(私は長い間大阪に住んでいる)

She’s not going to come here for a long time.

(彼女はしばらくここには来ない)

またハイフンをつけて

We are long-time friends.

(私たちは古くからの友達だ)

のように名詞を修飾することもできます。

ちなみに友達に関する表現として

How far do you go back?

(あなたたちは知り合ってどれくらいなの?)

We go way back.

(子どもの頃からだよ)

(※ここでのwayはveryと同じ意味。とても昔→子どもの頃から知っている友達という意味ですね)

はよく使われますので、覚えておきましょう!

まとめ

今回は「しばらく」という英語表現について3つ紹介し、関連する英語表現もご紹介していきました。

「久しぶり」は「Long time no see」と言っても良いですが「It’s been a long time!」と言った方が会えた時の喜びが表現されている感じがします。

ぜひ使ってみてくださいね。