みなさんこんにちは!よく洋楽や洋画の中でfind outという単語が出てきますが、これはどんな意味なのか気になったことはありませんか?
findとfind outは何が違うの!?と混乱してしまう人もいるかも知れません。実はこの2つが使い分けられると英会話がグンとレベルアップするんです。
その使い分け方、知りたいですよね?
というわけで今回はこのfind outという単語について解説していきます。
find outの意味
find outには主に2つの意味があります。例文と一緒に見ていきましょう。
①見つける、考え出す
(ついにこのなぞなぞが分かった!)
(もし何か見つけたら呼んでくださいね)
(それについて只今データをお調べいたします)
(絶対に答えを見つけるぞ)
②知る・気がつく・分かる
(身体を鍛えるにはジョギングが一番だと分かった)
(メモを確認することによって彼女がどこに住んでいるのか知った)
(テストに合格したか知るために彼女は待たなければいけなかった)
(あなたがどう秘密を守ろうと考えているのか分からない。遅かれ早かれ誰かが秘密を知ろうとするはずだ)
※be bound to…確かに〜するはず
find outとfindの違い
findは見つからなかったものを探すときに使います。
(携帯が見つからない)
(たくさんの人がいたので彼は姉を見つけることが出来なかった)
そのため上のように物や人を「見つける」「探す」ときにはfindを使います。
一方、find outは先ほど紹介したように情報や答えを調査や観察によって「見つけ出す=知る」ときに使います。
(答えが見つかった→本のどこにあるのかその箇所を見つけた)
(答えが分かった→自分なりの方法で問題を解いて答えを導き出した)
という違いがあります。
Outのニュアンスをつかもう
そもそもこのfind outのoutにはどんな意味があるのでしょうか?ここではoutという単語について少し掘り下げてみましょう。
◆Out→外側というイメージ
(ここから出られないです)
(今夜は外食しませんか?)
(すみません、彼は外出中です)
先ほどfind outは、調査や観察などを通して、見つけたり分かったりする時に使うと書きましたが、このoutのニュアンスを考慮すると、「外側の要因によって」分かる、という理解の仕方が出来ると思います。
(彼女のアイデアが上手くいくか調べよう)
という時、調べる方法は一人で頭の中で考えて調べるというよりは、他者との関わりを持って調べていくという外的要因のニュアンスがあります。
他にoutがつくイディオムは pint out, roll out, contract outなどがありますが、全て自分の外の要因と関わっているイディオムであることが分かりますね。
(彼女はあの広告を指差した)
(彼はカーペットを広げようとしている)
(私はマーケティング会社と契約した)
まとめ
今回はfind outとfindの違い、outのニュアンスについて解説しました。余談ですが outには「外に」というニュアンスの他に「最後まで」というニュアンスもあります。
I will help you out.と言うと最後までしっかり手伝ってあげる、というニュアンスになりますね。
それでは今回はこの辺で!see you next time!