「ギリギリセーフ!」とか、
「なんとか間一髪間に合った~。」
なんていう危機迫った状況も英語で言えたらカッコいいですよね。
今回は、そんな状況を伝えたいときに言いたい、「間一髪!」という英語のフレーズをご紹介していきます。
目次
「もうちょっとで~だった!」と言いたいときには「Almost」
「Almost」(オルモスト)と言う単語を聞いたことがある方も多いはず。
「ほとんど」や、「もうちょっと」とか、「ほぼ」などといった意味があります。
この単語、「間一髪」と言いたいときにも、使える優れものなんです。(笑)
例えば、
もうちょっとでバスに乗り遅れるところだったんだ。
(間一髪、バスに間に合った。)
もうちょっとで契約を逃すところだった。
(間一髪、契約を結ぶことができた。)
といった感じです。
「Almost」が入るだけで、文の意味が大きく変わってきますね。
「ギリギリのところだった!」という表現には「Barely」や「Nearly」を使ってみよう
「Almost」と同様に使うことができるのが、「Barely」(ベアリー)や「Nearly」(ニアリー)という単語。
「Almost」と、「Nearly」の意味はほぼ同じなのですが、「Almost」は「ほぼ」、そして、「Nearly」は「近く」という意味なので、「Almost」のほうが少しギリギリ感が高いと言えます。(笑)
「Barely 」や「Nearly」の使い方は、
間一髪、なんとか間に合った!
間一髪、間違った薬をあげてしまうところだった。
などとなります。
ちなみに日本でもニアミスって言いますよね?
私は和製英語だと思っていたのですが、実は英語でもニアミスと言うんです。
ただ意味は、ミスではないけれど、ミスに近いミスと言ったニュアンスです。
なので、2番目の例文を使ってみると、
間一髪、間違った薬をあげてしまうところだった。
ふ~。ニアミスだったね。集中しなきゃダメだよ。
なんて感じに使えるので、覚えておくと便利です。
私のおススメ表現「That was close」
私が「間一髪!」と思った時に一番よく使うのが、この、「That was close」というフレーズ。
難しい単語などもないので、使いやすいんです。
直訳すると、「それは近かった」となってしまいますが、このフレーズの意味は、「危なかった。」「間一髪だった!」となります。
例えば、車を運転中などに、
危ない!
You almost hit the car.
車にぶつかるところだったわよ。
Phew, that was close.
ふー。間一髪だった。(汗)
といった感じになります。
日本語の「ヤバかった」と似たようなニュアンスで使えるので、いろんな場面で使えますよ♪
知っているとカッコいい表現「In the nick of time」
「In the nick of time」も「間一髪」とか、「ギリギリで」といった意味を持つフレーズ。
こういったスラングを知っていると、「おっ、そんな英語知ってるの?」とビックリされること間違いなしです!
使い方は、
ミーティングに遅れてしまうかと思ったけれど、ギリギリで間に合った。
といった感じです。
この「In the nick of time」は「Just in time」に近い意味で、「ちょうどよい時に」といった意味合いがあります。
ネイティブに近づくためには知っておきたい「Have a narrow escape」
ネイティブっぽい英語を目指すのなら、「Have a narrow escape」というフレーズも覚えておくと良いですよ。
このフレーズには、「間一髪」や、「なんとか助かった」といった意味があります。
直訳すると、「Narrow」狭いところ+「Escape」逃れるなので、「狭いところを逃れる」イコール「なんとか助かった」という意味になります。
かなり切迫した雰囲気を伝えられるフレーズですね。
例文としては、
火事からなんとか(間一髪)助かった。
となります。
このフレーズは、時間的なギリギリ感と言うよりも、危険なことからなんとか助かったという時に使うことができます。
状況に応じて、使えると良いですね。
まとめ
- 「もうちょっとで~だった!」と言いたいときには「Almost」
- 「ギリギリのところだった!」という表現には「Barely」を使ってみよう
- 私のおススメ表現「That was close」
- 知っているとカッコいい表現「In the nick of time」
- ネイティブに近づくためには知っておきたい「Have a narrow escape」
今回は、「間一髪!」という英語表現をご紹介してきました。
「間一髪」と日本語では一言で表されますが、英語にすると危機的な状況で使うものから、時間のギリギリさを表現するもの、そしてギリギリ加減も単語によって変わってきます。
ちょっとだけそんなことも頭の片隅に入れて、いろんな表現を使ってみましょう♪