「この前買ってきたポテトチップスまだ残ってる?」とか、「まだ残って勉強してるの?」など、「残っている」という場面って結構ありますよね。
身近な言葉ではありますが、英語にするとなかなか知らなかったりします。
今回は、日常でよく使われる「残っている」を英語で表す表現についてご紹介していきます。
目次
「残っている」って英語でなんて言う?
Leaveを使った表現
私は現在海外在住6年目。海外生活の中で私が一番よく使う「残っている」という単語は、「Left」で、いろんな場面で使っています。
この単語は「Leave」の過去形で、「出発する」とか、「去る」といった意味が一般的に知られていますよね。
ですが、「Leave」には、「残す」という意味もあるんです。
例えば、図書館などで勉強している際には、
もう帰ろうよ。遅くなっちゃうよ。
B: Oops, sorry I didn’t realize I am the only one left.
おっと。ごめん、もう僕しか残っていないと気付かなかった。
という事もできますし、試験中に残り時間を聞く場合、
あとどれくらい時間がありますか?
B: You have 5 minutes left.
あと5分残っています。
なんて感じになります。
また、家庭でも、
なんか食べるものある?
B: Do you mind to eat left over? There is some curry in the fridge.
残り物でもいい?カレーなら冷蔵庫に入ってるよ。
なんて感じでいろんな使い方ができます。
「Leave」の良いところは、人でもモノでもいろんな場面で使えるという事。
最初の文章では「自分」が残っていること、2番目の文章では「時間」が残っていること、そして最後の文章では「食べ物」が残っていることに対して使われています。
また、最後の文章には、「Left」+「Over」で「Leftover」という「残り物」という意味の単語が出てきています。
これも日常的によく使われ、私もよく使う便利な単語です。
Remainを使った表現
次に紹介する「残っている」という意味の単語は「Remain」(リメイン)。
この単語はどちらかというと「留まる」とか、「残存する」といったニュアンスがある言葉です。
「Leave」よりも、よりフォーマルな単語だといえます。
例文としては、
建物に問題があると分かってから、そのビルに残ったのはほんのわずかだった。
といった文章が作れます。
「Remain」はどちらかというと文章的な表現ではありますが、話すときに使われることもあり、引っ越しをするという状況では、
他に何かある?
Nothing remains.
もうなにも残ってないよ。
といった感じで使えます。
また、身近なところでは、飛行機のアナウンスで、
おかけになってお待ちください。
といった英語のフレーズを聞くこともあるはず。
ここでも、「Remain」が使われ、「座ったまま留まってください」といった意味で使われています。
飛行機に乗る際は、注意して英語のアナウンスを聞いてみると、このフレーズをキャッチできるはずです!
直接的ではない言い方もあるんです!
「残っている」という単語を紹介しましたが、これらの単語を使わずに「残っている」と言う事もできるんです。
例えば、「終業時間なのに残っているの?」と聞くときに、
まだ残っているの?
B: Yeah, I have to work overtime today.
今日は残業だよ。
なんて感じの会話ができます。
「Stay」には「留まる」という意味があるので、「Still」と一緒に使って、「まだ留まっている」=「まだ残っている」という意味になっています。
また、残って働く残業は英語では「Overtime」と言います。こちらも併せて覚えておきましょう。
他にも、「まだ~をしなければいけない」といった感じで、「まだやることが残っている」という事もできます。
例えば、
映画でも見ようよ。
B: I wish, but I have some homework to be done.
できればそうしたいけれど、まだ宿題が残っているんだよ。
となります。
直接的に「残っている」といってはいませんが、「宿題がある」=「宿題が残っている」と訳すことができますよ。
単語自体に「残っている」という意味が含まれるものもある
単語に「残っている」という意味が含まれているものもあるんです。
例えば、「Impressive」という単語。この単語には「印象に残る」という意味があり、「残っている」という単語を使わずとも、「印象」と「残る」という2つの意味を持っています。
ですので、
今回の旅行で一番印象に残っているのは何ですか?
B: I would say it was a hiking in the mountain.
森にハイキングに行ったことです。
なんて感じで使えます。
他にも、「Memorable」という単語も「思い出に残る」という意味があり、1つの単語の中に「思い出」と「残る」の2つの意味が存在します。
使い方としては、
野生のゾウを見たのは、思い出に残っている体験です。
なんて感じで使うことができますよ。
まとめ
今回は、いろんな「残っている」という意味のフレーズをご紹介してきました。
日本語では一言で「残っている」と言えますが、英語にすると、状況や、何に対して使うかによって単語も変わってきます。
いろんな「残っている」の使い方を覚えて、英語力を上げていきましょう♪