「対応する」を英語で表すと何て言うのでしょうか?
日本語で「対応する」というと、ビジネスのシーンではもちろん、学校や友人間でも使えるフレーズですね。
ちなみにここでの「対応する」は処理するとか、周囲の状況などに合わせて事をすることです。
「対応」には他にもいろいろな意味がありますが、ここではそれらの意味での表現を見ていくことにしましょう。
友人間での日常会話でもそうですが、ビジネスでの会話となるとスピード感が大事な時もありますね。
そういう時は正しく丁寧な言い方を時間をかけて頭の中で探すより、とりあえず言いたいことを伝える方が大事だったりします。
簡単な言い回しやスレーズを知っておくと何かと便利ですね。それでは「対応する」を覚えましょう。
「処理します」な意味合い
何か頼まれた時、「私が処理します」「私が引き受けます」と言った意味合いで使えるのがこちら。
・I will take care of it.
これは簡単で誰でも知っている英語で組み立てられていますね。
このフレーズはカジュアルでもあり、友人間でも使うことができます。
例文を出してみましょう。
・I don’t think so. I will take care of it.(してないでしょ。やっておくよ。)
といった感じですね。
また、もう少しビジネス会話寄りの表現になるのがこちら。
・handle
です。
「Our company will handle that right away.」で「弊社は迅速に対応いたします。」といった表現になります。
「ハンドル」って、車のハンドルを思い起こしますよね?
その通りで、まさに「操作する」という意味なんですね。「I will handle it.」で、「私が操作します=私が対応します」になるわけです。
イメージが湧くので覚えやすいですね。
でもちなみに、「ハンドル」は和製英語で、車のハンドルは英語で正しく言うと「steering wheel」です。
私は運転をしないのでこの事を長く知りませんでした。
3歳の息子が車大好きで、ミニカーの部位を子供が言っているのを聞いて初めて知りました!
自分が全く興味のない分野や、直面することのない状況などで使われる単語などは、それがどんなに簡単なものや世間的には一般的である言葉でも、知らなかったっていう事がよくありますよね。
特に私たちが普通に使っている和製英語には気をつけたいものです。
というわけで、この「handle」を使った例文を幾つか挙げておきましょう。
などです。
辞書的な「対応する」の言い方は・・
辞書で「対応する」と引くと、「correspond」、出てきますよね。
これはきちっとした文書などでは使われることもありますが、電話でのやり取りなどではあまり使われないと思われます。
とても「辞書的」な感じで、実際の会話ではあまり使われない言葉ってありますもんね。
他によく使われる対応するに類した表現
他の表現としては、
・deal with~
があります。
これもまさに「対応する」という意味ですが、的確に処理する、というよりは上手く切り抜けるとか、上手くやっておくみたいなニュアンスになり、個人的には割とカジュアルに使うことも多いような気がします。
・「Ok…I’ll deal with it.」(わかった…やっておくよ。)
といった普通の会話から、
のようにビジネスのシーンでも使えます。
また、「respond」は反応や応答といった意味ですが、これを使って対応します、と表現することもできますね。
例をあげると
などです。「応答いたします=対応いたします」となるわけですね。
それから「manage」も使えます。
マネージは管理するとかの意味で、マネージャーという言葉が私たちには馴染みがあるでしょうか。
これをさきほどdealの例文に当てはめてみます。
となります。
「manage」は管理する、ですからなんか頼もしい「対応する」という感じです。
上手くやっておくとか、なんとかするというニュアンスですね。
個人的にはですが、カスタマーサービスなんかで「I can manage it.」と言われると、頼もしく感じてなんか安心してしまいます。
まとめ
ビジネス会話から友人、家族間での日常会話まで、幅広く使える「対応する」。
もう一度まとめてみましょう。
- I will take care of it.
- handle
- deal with~
- respond
- manage
でした。
いろんな場面で、タイミング良く咄嗟の対応ができるようになると、また一つレベルアップになりますよね。
正しい言葉を探して変な会話のフローになってしまうよりも、簡単な表現でいいので上手く会話に乗って話しましょう。
それがネイティブ英語に近づくコツです!