計画をしていても、あきらめなければならない時ってありますよね。
「ピクニックに行こうと思っていたけれど、雨が降って断念した。」とか、「サッカー選手になりたかったけれど、夢を追い切れず断念した。」など、思い通りにいかないこともあります。
今回は、そんな「断念した」ことを説明するときに使える英語の表現をご紹介していきます!
目次
「断念する」と言いたい時に使えるいろんなフレーズ
「Give up」を使った表現
「断念する」を表現するのによく使われるのが「Give up」を使ったフレーズ。
日本語でも「もうギブアップ!」とか「ギブギブ!」なんて言ったりしますよね。
英語の文章で「Give up」を使う際には、
世界一周旅行に出かけると思っていたのに、何でここにいるの?
Yeah, I couldn’t save enough money so I gave up.
十分な貯金ができなかったから、断念したんだ。
とか、
なんで計画を断念したの?
I realized it wasn’t the best plan so I’m working on another plan.
あの計画はベストなものじゃないと気づいちゃったんだ。
だから他の計画に取り掛かってるよ。
なんて感じになります。
「Give up~」とか「Give up on~」といったフレーズを使う事で、「断念した」事を表現できますよ。
「Abandon」を使った表現
「Abandon」という単語には、「捨てる」とか「途中でやめる」なんていう意味があります。
「断念する」という意味で使う場合には、
新しいアパートの建築は、近隣住民の反対により断念することとなった。
とか、
悪天候により、彼らはエベレスト登頂を断念した。
といった感じで使えます。
この単語は、ニュースなどで話されるようなフォーマルな場面から日常会話までいろんな場面で使うことができますよ。
「Drop」を使った表現
「Drop」という単語は、「落とす」という意味で覚えている方も多いですよね。
ですが、この単語にも「断念する」とか「途中でやめる」なんていった意味があるのです。
例えば、
あなた新しいプロジェクトチームに入ったんじゃなかったの?
I needed to drop it. Because I have so many tasks and I couldn’t handle it.
断念しなきゃならなくなっちゃったんだ。
やることがいっぱいありすぎて、いっぱいいっぱいになっちゃったからね。
なんて感じで使えます。
また、学校を中退するときにも、この「Drop」が使われ、
トムが大学を中退したらしいよ。
なんて感じで、「Drop out」という事で「学校を途中でやめる」「中退する」といった意味で使われることもあります。
「Decided not to do~」という表現
私が個人的に「断念した」と言いたいときによく使う表現が、「Decided not to do~」というフレーズです。
直訳すると「~することをやめた」といった意味になります。
日本語でも直接的に言わず、遠回しな言い方をする時ってありますよね。
英語でもストレートに言う時もあれば、あまり言いたくないことはオブラートに包んで話すこともあります。
例えば、
ダイエット中じゃなかったの?
Well, I decided not to do it.
断念しちゃった。
とか、
一人暮らし断念したんだ。
Why?
なんで?
Because I felt like it’s better to live with parents till I get married.
やっぱり結婚するまでは両親と一緒に暮らしたいなと思っちゃってさ。
なんて感じです。
「Give up」や「Abandon」を使うと、なんとなくネガティブな感じに聞こえてしまうのが嫌だなと思ったら、こんな表現を使うのもアリですよ。
まとめ
「断念する」と言いたいときに使えるフレーズは…
- 「Give up」を使った表現
- 「Abandon」を使った表現
- 「Drop」を使った表現
- 「Decided not to do~」という表現
以上の4つです。
せっかく計画を立てていたのに、断念しなければいけない事もあります。
そんな状況を英語で説明したいときは、「Unfortunately」(残念ながら)や、「I’m so disappointed」(がっかりだけど)などの言葉も一緒に付けて話しましょう。
そうすることで、より悔しい気持ちや、悲しい感情が伝わりやすくなりますよ。