「hot」と言えば、「cold(冷たい)」の対義語、「熱い」ですよね。
他にも気温上の「暑い」も浮かびます。
「It’s so hot today.(今日は暑いですね。)」「Can I have a hot coffee?(あったかいコーヒーいただけますか?)」などなど、使い道も色々です。
ですが、「hot」にはスラングとして使われる意味があるというのも、結構知られていることではないでしょうか?
ここではもう一度、「hot」が「熱い、暑い」以外にどんな意味で使われるのかを見ていきます。
ちなみに…ちょっと寄り道ですが、上で出てきた例文「Can I have a hot coffee?(あったかいコーヒーいただけますか?)」、お店でオーダーする場合には「a 」がついて「a hot coffee」になり、友人の家などで頼むときには「a 」をつけずに「hot coffee」になります。
何かをオーダーするとき、その物の前に「a 」がつくというのは覚えておくといいかもしれませんね。
いきなり脱線しましたが、早速「hot」の意味を見ていきましょう!
結構知られてる「hot」のスラング
これは映画や海外ドラマなどでよく聞くので、知っている方も多いと思いますが、「hot」は「セクシー」とか「魅力的」などの意味で使われていますね。
女性、男性ともに使える言葉です。
「いい女、いい男」といったニュアンスが近いかもしれません。
「セクシー」と訳すのが一番しっくりくるように、この「hot」はちょっと性的な意味を含む感じですので、たとえとても可愛くて魅力的な子供がいたとしても、その場合に使うことはできません。
あくまでも「性的対象となる相手」に使われる言葉であることを覚えておきましょうね。
ですので、例えば面と向かって「You are hot.」と言う場合は…相手と状況を良く考えましょう!
恋人同士で面と向かって言う以外は、友人たちと誰かのことを話すときに使われることが多い感じです。
友人同士でといえば、女の子が男の子のことを「cute(かわいい)」ということも多いです。
好きな男の子や気になる男子のことを話すとき、女の子は「cool」とかより、割と「cute」を使うことがあるのです。
「cute」というと、なんとなく女の子に使う言葉のようなイメージがあるので、なんだか意外ですよね。
最近で言えば、平昌オリンピックで銀メダルをとった宇野昌磨くんはアメリカでも大人気で、若い子たちがこぞって「He is so cute!」と騒いでいました。
確かに、宇野選手は顔もどこかあどけなく、「cute」なイメージがありますよね。
ところが、ごついラッパーや野球選手の話でも、彼女たちは「He is so cute!」と言うのです。
可愛くはないだろう…という男性のことでも、「cute」と言うので、これも日本の女の子たちがなんでも「かわいい!」というのと同じことなのかもしれません。
国が違っても、女の子って同じ感性なんだなと思うと、なんか興味深いですよね。
「流行っている」も「hot!」
それから、「流行っている」「人気のある」も「hot」で表すことができます。
例文を挙げてみましょう。
などです。
日本でも、「ホットな話題」とか言いますよね。
流行りの、とか今アツい話題とかいうニュアンスで使われていると思いますが、まさにそれと同じ意味合いですね。
「hot」はどんな味?
それから、味覚の「辛い」も「hot」です。
これは定着しすぎて、もはや「spicy」という言葉をあまり聞かないほどみんな「辛い」は「hot」で表しています。
例えばレストランで、「Is it hot?(これ辛いの?)」などと使われますね。
日本でも「ホットペッパー」や「ホットチリドッグ」というメニューでお馴染みかもしれません。
まとめ
スラングで使われる「hot」は、日本でも結構生活に組み込まれて使われていて、「あ、知ってる!」といったものも多かったと思います。
ここでもう一度、おさらいしましょう。
- She (He) is so hot!
- That bar is so hot.
- Is it hot?
「セクシー、魅力的」、それから「流行りの、人気の」、そして「辛い」の「hot」でしたね。
それから、「hot」は良く使われますが、発音が意外と難しい単語です。
いわゆる日本語なまりの「ほっと」では絶対に通じないですので、結構思い切って「ホッ(ト)!」という勢いで頑張りましょう!