日本語を英語に訳す時には、うまく直訳できない言葉もたくさんあります。
「思い切って」という言葉も、英語にピッタリ当てはまる言葉を見つけるのがなかなか難しい言葉です。
今回は、「思い切って」と言いたいときに使える様々な英語のフレーズをご紹介していきます。
目次
「思い切ってやる」と言いたいときは「Try hard 」
思い切って何かをやる時には、「Try hard」といった表現が使えます。
例えば、
サッカーの試合はどうだった?
I tried hard but our team lost.
思い切ってやったけど、僕のチームは負けちゃったんだ。
Never mind. You have another chance.
大丈夫だよ。また次のチャンスがあるって。
なんて感じになります。
この場合の「Hard」には、「一生懸命やる」といった意味があるので、
一所懸命働く。
頑張って勉強する。
何ていった使い方もできますよ。
「一か八かやってみる」といったニュアンスの「Take a chance」
「Take a chance」というフレーズは、聞いただけでは「チャンスをつかむ」といった意味かなと思ってしまいますが、このフレーズには、「一か八か」とか「当てずっぽうにやってみる」といった意味があります。
成功するかは分からないけれど思いっきりやってみる、なんて言いたい時にはこのフレーズが使えます。
例えば、
あの会社が英語の上級者しか採用しないと知っていたけれど、思い切って仕事に応募してみたんだ。
And what happened?
で、どうだったの?
I actually got a job.
実はその仕事に受かっちゃった。
Wow. Congratulations!
マジで?おめでとう!
なんて感じです。何事もトライすることが大事ですね。
思い切った決断をしたときは、「Bold decision」
「Bold decision」には「大胆な決断」とか「思い切った決断」という意味があります。
例えば、
思い切って海外に住むことにしたんだ。
Oh that’s really big decision. Good luck!
そうなんだ。それは大きな決断だったね。頑張れ!
Thank you. I’ll do my best!
ありがとう。ベストを尽くすよ。
なんて感じになります。
大きな決断をした時にはこのフレーズを使ってみましょう。
また、そんなに大きな決断ではないけれど思い切って何かを決める時ってありますよね。
そんな時には、
思い切って髪をショートにすることにした。
とか、
思い切って英語のクラスを取ることにした。
なんて表現の仕方もあります。
「Finally decided~」で「最終的に~することを決めた」といった意味になります。
「いろいろ考えたけど、思い切って~することにした。」というニュアンスのある表現です。
「とりあえずやってみる」といったニュアンスの「Give it a try」
「Give it a try」というフレーズには、「とりあえずやってみよう」とか「とにかくやってみよう」というポジティブな意味があります。
日常会話の中でも、
留学するか迷ってるんだよね。
Just give it a try!
思い切ってやってみなよ!
とか、
自転車に乗れると思う?
Give it a try. You’ll be fine.
思い切ってやって見なよ。きっと大丈夫だよ。
なんて感じで使えます。
誰かを励ましたいときにはこの表現がおススメです。
「勇気を振り絞って」という意味の「Gather the courage」
何かを思い切ってやる時には勇気が必要ですよね。
そんな気持ちを伝えるなら、「Gather the courage」という表現を使ってみましょう。
思い切って好きな子に話しかけてみた。
思い切ってバンジージャンプに挑戦した。
なんて感じになります。
勇気を出して、思いっきりやってみたことについて話す時なんかに使ってみましょう。
まとめ
- 「思い切ってやる」と言いたいときは「Try hard 」
- 「一か八かやってみる」といったニュアンスの「Take a chance」
- 思い切った決断をしたときは、「Bold decision」
- 「とりあえずやってみる」といったニュアンスの「Give it a try」
- 「勇気を振り絞って」という意味の「Gather the courage」
ということで、5つの”思い切って”に関する表現を紹介しました!